教育

部活動指導が難しい ~悩める部活動指導を楽しむコツ

どうも農トラ育です。

今回は部活動について書いていきたいと思います。

部活動業務については賛否両論ですが。

私は外部委託して欲しい派ですが、部活動に関わって良いこともたくさんありましたので、完全に否定派ではありません。(外部委託についてはコチラ

外部委託しても平日は見ることになりそうですが・・・(平日こそ外部に委託したい・・・手当も出ないし

私は高校教員なので高校の部活動の現状しか分からないので、意見があればいただけると幸いです。

Contents

1.専門の部活動を持てる可能性は限りなく低い

最初から自分が得意な部活を持てると思わない。

私は小中高と水泳に打ち込んでおりました。

おかげでトライアスロンではかなり有利に立ち回ることができ、本当に水泳やっていて良かったと思うのですが。

水泳部は絶対にトライアスロンに挑戦すべき!トライアスロン マイナー競技なので部活動として取り入れている学校は日本では一校しかありません。 東京の日本学園高等学校です。 ...

こと部活動に関しては、水泳部はほとんどなく(私の所属する県)、あっても外部のスクールで練習する形なので指導することができません。

以前いた学校は水泳部がありましたが、既に顧問が何年も指導しており、入り込む余地はありませんでした。

なので違う部活動の顧問をしておりました。(サッカー部)

このように、まず専門の部活動があるかどうかも分からない。

そしてあったとしても人員配置によっては持てるかどうかも分かりません。

基本的に部活動で専門を教えることは難しいと思っておいた方が良いと思います。

いつか、恩師のように水泳部が持ってみたいものです。

2.私の顧問歴

私は現在教員9年目(2021年11月現在)ですが、今まで様々な部活動の顧問(副顧問も含む)をしてきました。

  • 1年目・・・サッカー部(副顧問)
  • 2年目・・・女子バレー部(副顧問)
  • 3〜4年目・・・男子バドミントン部(顧問)
  • 5年目・・・野球部(副顧問)
  • 6〜9年目・・・陸上部(顧問)

実に5種類ものスポーツに関わっています。

部活動が変わる度にルールもよく分からないので本を買い漁り、一生懸命勉強しました。
YouTubeも良い教材です

もちろん実践も生徒たちと一緒にします。(技術面では負けますが、顧問としては、技術というよりは取り組み方や体の使い方等に重点を置いて指導しています。)

たまに勝てる競技があると面白いです。今は円盤投げ、砲丸投げなんかは生徒よりも距離を飛ばすことができるので技術指導も可能になりました。(陸上部の顧問になるまで持ったことすらありませんでしたが・・・)

また、関わるようになったスポーツのTV放送を録画して観てみたり。

とにかく少しでも知識を増やそうと努力しました。

それにより、今まで以上にオリンピックや世界○○などの大会にも興味が出てきましたし、TV観ても面白い!凄い!っとなるようになりました。

3.専門外の顧問を楽しむ方法

とにかく積極的に関わることだと思います。

中には、専門外の競技だし、とりあえず椅子に座って眺めている方もいらっしゃいますが。

それだと時間を無駄に消費しているだけで何も面白くないと思います。

特に試合なんか地獄ではないでしょうか。

新しい競技に触れる機会をせっかくもらったのですから積極的に学んだり、関わっていくことが顧問を苦にしない方法だと考えます。

私はずっと水泳しかしてきませんでしたので、新しい競技の面白さや難しさ、プロがいかに凄いか。などを部活動を通じて学ぶことができました。

これって人生をより一層楽しむためにも必要なことだと思います。

人生100年時代

趣味は多い方が良いと思いませんか?

新しいスポーツを始めようと思った場合、スクール等に通ったらお金が掛かりますが、部活動の顧問をしていれば、生徒と一緒に技術を学べるし、体力もつくし一石二鳥です。

4.絶対にやり過ぎない

部活動を積極的に!っと言ってきましたが

必ず部活動ガイドラインには従いましょう。

休みは必ず作りましょう。(連休とかも積極的に作る!)

部活動顧問の先生によっては休みもほとんどなく運営している方もいらっしゃいます。

本当に凄いな。(よくそんなに自分を犠牲にできるな・・・)

と思うのですが、練習量が全てではないと思いますし、科学的にも休みを取った方がパフォーマンスが向上することは証明されています。

一週間に一度も休みがないなんて、生徒も休めませんし、教員も休めません。

毎日欠かさず練習することで精神的には強くなるかも知れませんが、個人的には1週間に1日は必ず休みが必要だと考えています。

また、長期休業中は4日連続休みを取ったり、年末年始は1週間くらい休みを取ります。

教員も人間です。

休みが必要ですし、家族もいます。

ワークライフバランスを保ちながら部活動を行うことは必須だと思います。

ワークライフバランス

副顧問は顧問の予定に合わせなくてはいけないのか?

そんなことありません。

顧問が勝手に決めた練習予定表ですから、参加が難しければ難しいと伝えましょう。

休日の予定があればそちらを優先させるべきです。

副顧問はあくまでもサポートですから、気負いせずに取り組むと良いと思います。

顧問としてはサポートしてくれると大変助かりますが・・・

まとめ

高校の部活動顧問事情でした。

自分の専門を持てない。

運動が苦手。

部活動が億劫。

ってネガティブ満点で指導していると生徒にとっても先生方にとってもよくありません。

少しでもその競技が好きになれるように勉強したり、積極的に取り組んでいきましょう。

どうしても「無理!」っという場合は管理職等に相談して部活動を変えてもらいましょう。

絶対無理!な部活をやらされることは誰も得しません。

休む時は休み、生徒も教員も幸せな部活動ライフを構築しましょう!

絶対にやり過ぎ厳禁ですよ。

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