教育

自発的に学ぶ生徒を育てるためには 〜努力格差の時代に〜

どうも農トラ育です。

夏休み中、コロナウィルスの感染拡大が止まらず、全国的に大変なことになっていますね。

そんな中部活動は通常運転していますが。。。

それはさておき、タイトルの「自発的に学ぶ生徒を育てるためには」ですが、

これって教員の永遠の課題ではないでしょうか。

自発的に学んで欲しい。「学ぶ」ことが将来に生きるので「今」色々と学習したり、学習したことを発信して欲しい。

っと願い、あの手この手を使って生徒に働きかけているつもりですが、なかなかうまくいきません。

先日、Adobe Education Forum Online 2021を視聴していて、「努力格差」という言葉が出てきました。

一昔前は一部の富裕層だけが受けられた教育が現在は無料、もしくは非常に安い価格で受けられるようになっています。

なので教育格差は「資産格差」によって起こるものではなく、「努力格差」によって起こってくるものだと確信しました。

努力をすれば、興味があれば安価で教育が受けられる時代。

著名人の講演等もYouTube等で聴くことができる時代です。

しかし、生徒たちは今の「学び」よりも「娯楽」に流れてしまう。

それは学ぶことが「楽しくいない」からだと思うのですが、
楽しくない一番の理由はやらされているからだと思います。

自分からやりたい!っと感じることができれば

人は高いお金払ってしんどいトレーニングジムに行ったり、

わざわざお金を払ってまで42.195km走ったりする訳で。

例えばトレーニングジム行っている人は「痩せたい」とか「強くなりたい」とか「マッチョになりたい」などの目的があります。

マラソン走る人は「自分への挑戦」だったり、「達成感を味わう」だったり目的があります。

なので勉強には必ず「目的」をセットしなくてはならないと思います。

私がいつも生徒に話している勉強の目的は「金持ちになる」です。

勉強していないと搾取される側になってしまう。

学がないと損をする。

だから勉強しよう!っといつも叫んでいます。

ドラゴン桜の言葉を借りるのであれば

「自分でルール作る側にまわれっ!」

「社会のルールってやつはすべて頭のいいやつが作っている。それはつまりどういうことか・・・そのルールは頭のいいやつに都合のいいように作られているんだ」

かなと思います。

生徒たちには現実味がないかも知れませんが、事実だと思います。

しかし、やはり勉強の目的を語り続け、一人でも多くの生徒がよし!いっちょ勉強するか!っとなることを期待したいですね。

そして「面白い」授業を追求するために教材研究を常に行い、古い教育から新しい時代の教育に舵を取る必要があるとも感じています。

授業に関することは動画等で事前い学習させ、授業の時間の大半は質疑応答の時間や話し合いの時間、探究の時間にするとより学ぶ意欲が増すのではないでしょうか。(反転学習)

現実にはなかなか難しいかも知れませんが、教員に蔓延る前年度踏襲を捨て、今こそ新しい手法に切り替える必要があると思います。

中堅クラスの教員こそ新しい教育方法を実践し、若い教員の手本となり、ベテラン教員にも影響を与え続け、学校全体で変えていくことが自発的に学ぶ生徒を育てると信じています。

皆さんが考える手法があったら是非お聞かせください。

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