教育

友達先生はダメ。友達先生の弊害とは。

皆さんにとって学校の先生は何ですか?

  • 勉強を教えてくれる人。
  • いちいち校則についてうるさく言ってくる人。
  • 恩人。
  • 偉そうな人。
  • 気分屋。

等々様々な意見があると思いますが、今急激に増えているのが

「友達」のような存在

ではないでしょうか。

いわゆる友達先生ってやつですね。

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友達先生

私が高校時代にも存在しましたが、今はその数が増しているように思えます。

生徒と仲良くしたいのか、怒るのが嫌(嫌われるのが嫌)なのか分からないのですが。

生徒に友達感覚で話されたりしても何も言わず、呼び捨てされても何も言わず、

ただただ、友達のように話す。

そりゃーいちいち注意したり、敬語に直させたりするのは手間がかかりますし、あまりにもガミガミ言うと生徒が引いていくのも分かりますが、

親しき仲にも礼儀あり

だと思います。

もちろん仲良くなることで生徒も心を開き、色々なことを話してくれるようになるとは思いますが、あまりにも友達よりな教員が増えている気がします。

厳しさの中に優しさ、面白さを持った教員になりたいと思う今日この頃です。

友達先生の弊害

友達先生が増えることで困るのは周りの先生方です。

友達感覚の先生が増えると、生徒の中にはタメ口で話す人が増えたり、

友達のような感覚が抜けない生徒が増えてくる気がします。

将来的には高校生も社会に出て、働く訳です。

働き始めた時に上司にタメ口だと良くないですよね?

仕事仕方なく敬語を使います!っという生徒が多いのですが、

「仕方なく=無理してる」 ことになり、日々の生活が無理していることになりかねません。

生徒のことを思うのならばしっかりと敬語で話させるべきだと思います。

敬語で話しつつ仲良くなれる術を生徒が身に付けることが重要だと思います。

世渡り上手ってそうゆう人ではないでしょうか。

付かず離れずが難しいがそこを目指すべき

当然、生徒からしたら仲良く、ワイワイ喋れた方が楽しいと思うのです。

教員も楽です。友達みたいな感覚なので特にストレスもないですし。

けどそれって職務放棄だと思います。

当たり前のことですが、締める時はしっかり締めるべきだと思います。

友達先生になってしまうと、いざ本気で注意したい時にも効かなくなってしまいます。

学校が始まってから、生徒と会ってから2、3日。

もしくは初日で生徒は教員(こっち)側を見抜いてきます。

友達ゾーンに入らぬよう。

かつ距離を縮められるように試行錯誤が必要です。

これは永遠の課題かも知れません。

 

生徒を何かに従わせる時、生徒にとってそれが

いかに利益になるか

を解いてあげると指導に乗りやすいと思います。

もしも何か良い方法があれば是非教えて欲しいものです。

まとめ

  1. 仲良くなった方が関係は築きやすいが親しき仲にも礼儀あり
  2. 友達ゾーンに入ると「いざ」という時に指導が通らない
  3. 生徒がそのゾーンに入るのは早い場合1日
    (初めが肝心)

生徒と仲良くなることだけを追求しようとするのではなく、

どうやったら生徒の為になるかを考えて私たち教員は行動しなくてはならないと思います。

 

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