どうも農トラ育です。
iPadを活用したい。
業務の効率化やより良い授業を構築したい。
そう思っている教員は多いのではないでしょうか。
今回は、iPadを活用したアクティブラーニング(主体的・対話的で深い学び)の実践について書いていきたいと思います。
SpritViewとKeynoteの活用
突然ですが、皆さんはSpritViewを活用していますか?
iPad OSになった時位から使えるようになった機能です。
それまではiPadの画面上に立ち上げられる(操作できる)アプリは1つだけでした。
SpritViewやSlideOverによって2つのアプリを同時に立ち上げることができるようになった為、PCで作業している時のように、Webブラウザを立ち上げて画像等を検索し、それを元にスライドを作成するなどができるようになりました。
この機能を活用することで、アクティブラーニングでの活動を活発化させることができるだけでなく、かなりの時短に繋がります。
以前は、グループワークといえば、A3、もしくは模造紙のような大きな紙にグループの考えをまとめて発表したり、純粋に考えをまとめてグループ毎に発表して意見を共有したりする位だったと思います。
また、テーマによっては生徒の知識がない為、あまり議論にならないこともあるのではないでしょうか。
それがiPadを使用するとA3用紙や模造紙等の用意が必要ないだけでなく、発表の際にはKeynoteを使用することで、とても綺麗なプレゼンテーションができます。
これにより他のグループに伝わりやすいだけでなく、プレゼンテーション能力が身につきます。
さらに、少し難しい議題を与えたとしてもインターネットを活用して検索することができ流ので議論も深まりやすいと思います。
また、今は検索する能力も必須のスキルだと思いますので、検索することに慣れておくことは重要だと思います。
それではSpritViewとKeynoteをどのように使っていくのかを見ていきましょう。
iPad活用実践
まず、SafariかKeynoteのどちらかを立ち上げます。(ここではSafariを最初に立ち上げたとして説明します。)
その後でiPadの下から上にスワイプしてDockを立ち上げ、KeynoteのアプリアイコンをドラッグしてSafariの横に持ってきます。
すると次のような表示に切り替わり、SpritViewモードに切り替わります。
これでWebブラウザとKeynoteの両方が同時に立ち上がりました。
今回はIPM(総合的病害虫管理技術)についてのまとめスライドを作ってみます。
まずは、SafariでIPMを調べ、画像検索に切り替えます。
そこで、良い感じの画像が見つかったらタップして詳細を表示し、その画像をドラッグしてKeynoteに持っていきます。
上の図のように「+ボタン」が出てきた状態でドラッグしていた指を離すと画像が挿入されます。上記例のように、サンプル画像が入ったスライドだとサイズもその枠に合わせてくれるのでサイズ変更の手間も省けます。
このような手順でスライドを作成すれば、素早くスライドが作れることはもちろん、画像付きで説明ができるようになるので便利ですし、Safari等で調べることで新しい知識の構築にも役立ちます。
皆さんも是非この方法を使ってグループワークを活性化させてみてください。
ちなみに、私が普段持ち歩いているiPadは肩から掛けられるようなストラップをつけていて常時持ち歩けるようにしています。(←これ重要)
(常に持ち歩かないと使わないようになってしまう。)
授業で使うスライドのデータは全てGoogle Driveに入れておいて授業ではiPadとプロジェクターを繋いで授業をしています。たまにiPhoneを繋いだりもします。
学校で支給されているPCは持ち運ぶ際にLANやら何やらを抜いてからじゃないと持ち運びできないのでこのようなスタイルになりました。
グループワークを活性化するだけじゃなく、様々な使い道があるiPad。
皆さんも導入してみてはいかがでしょうか。