ジニアという花を知っていますか?
正直、私は農業の教員になるまでは全く知りませんでした。
ジニアは別名(百日草)とも呼ばれ、開花期間がとっても長い草花です。
切り戻しをしながら上手に育てれば100日以上は咲き誇ってくれます。
花壇用の草丈の小さいものから、切り花用の物まで様々です。
現在はフラワーデザインに使用する為、切り花用のジニアを栽培しています。
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ジニアの栽培
今年初めて切り花用にジニアを栽培しています。初めてなのに綺麗に咲いてくれて本当に嬉しかったのですが、
最近はジニアに害虫やら病気やらが蔓延っています。
病害虫
うどん粉病
病気はこちら
うどん粉病とは、その名の通り、うどん粉を振ったような状態になり、光合成が阻害されてしまいます。
この状態から更に進行すると葉全体が真っ白になり、花茎までもが侵されていきます。
ここまで発生してしまうと防除が難しいので、基本的には初期段階で病気になった葉を取り除いて破棄(できれば焼却すると良い)する必要がありました。
本来なら防げるのに・・・
私の観察力不足でこんな事態になってしまいました。
この病気は多湿状態で発生し、乾燥すると多発します。
乾燥すると多発する理由は、乾燥すると「うどん粉(胞子)」が散らばりやすいからです。
酷いと白い粉がバンバン飛んでいくのが見えます。
人間にも影響が出るんじゃないかって位飛びます。
しかし、せっかく病気が出たので、農薬に頼らない防除方法の実験でもしてみようと思ってます。
ヨトウムシ
害虫はこいつです。
夏〜秋にかけて発生しやすい害虫で、野菜同様、草花も食い荒らします。
本当に厄介な害虫です。
まあ、ヨトウムシも生きるために一生懸命なのは分かるのですが。
こっちも一生懸命育ててきた花がダメにされるのを見るのは辛いです。
ヨトウガという蛾の幼虫で、一度発生するとなかなか駆除が難しいです。
エディブルフラワーとしても活用したいと考えているので、農薬を使えず、ひたすら手で捕殺しています。
しかし、繁殖力が強く、葉が負けそうです。
なんせ、私たちが手でひたすら捕殺している最中にも蛾がヒラヒラとジニアの周りを飛び回り、卵を産み付けていきます。
やはり農薬に頼るしかないのか・・・・
被害が酷いとこんな風になってしまいます。このような葉になったらもう手遅れなので葉を取り除き、うどん粉病の時と同様に、取り除いて破棄します。
皆さんはどのように防除していますか?
エディブルフラワーとしても利用したいと考えていますが、どうやって食べるべきか。。。。
サラダにしたら綺麗そうだな〜っと勝手に思っています。
まとめ
- ジニアは上手く育てれば100日以上咲き誇るのでオススメ
- ジニアにはうどん粉病という病気が発生する。
乾燥すると多発するので注意 - 夏〜秋にかけてはヨトウムシも発生しやすいので注意
ジニアは比較的育てやすいので是非栽培してみてください。
私のように病害虫にやられたくなければしっかりと防除することをお忘れなく・・・
防除する時は農薬に頼り過ぎず、総合的に防除する方法がオススメですよ〜