教育

仕事が速い教員のスピード仕事術 整理術編

どうも。農トラ育です。

先日、Yahoo!ニュースでトップになっていたこのニュース。

「教師への夢をあきらめた学生たち 現役教育大生のリアル 競争倍率低下時代における教育の危機」引用:Yahoo!ニュース見出しより

現在の教員の働き方がブラック過ぎて教員を幼い頃から志望していた学生までもが教員になる夢を諦めている現状がある、と書かれています。

以前の記事でも書いたように教員の働き方は元々際限がないので自分でいかに取捨選択をし、仕事を減らす(あるいは質を最低限にする)ことが必要だと思います。

質を最低限にするなんて教員として失格。

教員なら常に生徒のために研究すべきだ!

っという意見も飛んできそうですが、初年度は最低限の質でも年々向上していくはずですし、自分や家族を犠牲にしてまで最上級を目指す必要はないと思います。

まあ、そんなこと言っても終わりのない教材研究に没頭してしまうものですが・・・

帰りたいのに帰れず、夜遅くまで残って仕事をしている人に向けて私が実践している仕事術を書いていきたいと思います。

皆さまの残業が少しでも減らせることができるなら幸いです。

Contents

整理整頓

仕事において、何よりも大切なのが整理整頓です。

基本の「キ」ですがこれを疎かにして仕事がてんこ盛り、書類も本もてんこ盛りになっている先生方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

仕事が遅い人に限って机の上が書類の山になっており、整理できていない場合が多いです。

整理整頓とは机や書類の整理はもちろん、仕事の整理も含みます。

机の整理

机の整理ができていないと生産性は著しく低下します。

これは他の職種でも当てはまりますが、汚い机とワークスペースが狭くなり、プリントのチェックもやりにくいし、物を探すのも手間取ります。

何より見た目が非常に良くありません。

また、クラスの生徒への連絡事項などは付箋やメモ用紙等で渡されることも多々ありますが、汚い机だとどこかえ消えてしまったり、他の先生方に迷惑が掛かったりします。(メモ用紙等が置きにくいので)

なのでまずは机を整理する。

  1. 基本的には机上は何も置かない。
  2. 引き出しに入れ、溢れるようであれば整理が必要
  3. 紙ファイルを何冊も使用するよりもチューブファイルを使ってほとんどの用紙を一元管理してインデックスを付けると楽に管理ができる。(ページの追加やコピーする時も楽)
  4. 朝、職場についたらまず整理、帰宅する時にも必ず整理(これで絶対に綺麗な机を維持できるはず)

机上には極力、物を置かずに机にしまうような癖をつけると良いでしょう。

毎日必ず使うものやカレンダー以外は基本は机の引き出しに入れましょう。

各種会議の資料等の紙ファイルを机の上に出しておいても毎日見ることはないと思います。

机の中の決められた場所にしまい、確認が必要な時になったらすぐに取り出せるようにしておけば全く問題ありません。

これは教科書や参考書にしても当てはまります。

基本的には引き出しの中です。

取り出す時に引き出しを見ずに取れるレベルまでいくと最強です。
(余談ですが、私が昔働いていたバーでは冷蔵庫を見ずに物を取るように指導されました 。理由はお客さんから極力目を離さない為だそうです。最初は難しかったのですが、ちゃんと場所さえ把握しておけば案外できるものですよっ)

いやいや、そんなこと言っても整理する時間がない、

帰る前はもうへとへとで片付ける余裕がないという方も基本的には帰宅時に少しでも整理して帰る癖を付けると良いと思います。

帰るときがどうしても難しいようでしたら学校に着いた時に実践してみるのも非常に有効です。

机の整理整頓はお気に入りの文具を使うとテンションも上がると思うのでお気に入りを発見することも整理整頓を長続きさせるキッカケになると思います。

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書類の整理

机の整理と被ることもありますが、紙文化の教員にとって書類の整理は一番苦労しているのではないでしょうか?

各種会議で配布される紙、出張等で貰う資料、授業で使用するプリントや生徒に関する情報(進路希望調査や面談の記録等)などなど、放っておくと机が崩壊します。

そうならないためにまず必要なことは必要な書類とそうでない書類(即破棄)の仕分けです。

即破棄がポイントです。

溜め込んでいたら無限に増えていきますよっ。

初めは判断が苦しいかも知れませんが、慣れてきたらすぐに出来るようになるはずです。

後で使うかも・・・程度であればスマホ等でスキャンして破棄した方が良いです。
(私はScanSnapを使っているのでScanSnapのアプリを使用しています。)

基本的に使用しないことが多いはずです。

仕分けが済んだら次は即分類です。

その資料がどのようなカテゴリーに当てはまるのかをすぐに判断し、即パンチで穴を開けてファイリングしていくことが必要です。

私はチューブファイル(10cm)で大半の用紙を一元管理しており、そこにインデックスをつけてカテゴリー分けをしています。

私が分けているカテゴリーは以下

「職員会議」「学年会」「学科会」「クラス」「部活動」「出張」「その他」

※「その他」は最近追加したカテゴリーです。どうしても分類しにくい時、平積みにはしたくないので一時保管場所として用意しました。
たまにありませんか?なんとも分類しにくい書類。。。

「その他」が増えたら問題ですが、大抵はカテゴリー分け出来ると思います。

さらにこの間ついに念願のScanSnapを導入したので机上に置いて、いる、いらないに迷った書類や紙で保管しておく必要がないものはスキャンして即ゴミ箱行きにしています。

少しお高いですが、色んな設定が出来ますし、A3のプリントも読み取ることが出来ます。

仕事内容の整理

何度も言いますが、教員の仕事は際限がありません。

はっきり言って無限です。やろうと思えば無限に増やせます。

何でもかんでも取り組んでいっては時間がなくなるのも当たり前です。

ある程度は割り切って仕事を整理しましょう。

時間は有限です。

現在取り組んでいる仕事は全て必要でしょうか?

考えてみても取り組んだ方が良い仕事ばかりだと思います。

しかし

その仕事は絶対に必要な仕事でしょうか?

少しでも減らすことはできないでしょうか?

  • 部活動の時間を30分減らしてみるとか(朝練をなくすとか)、
  • 生徒に任せられる仕事は極力生徒に任せるとか(教室の整理整頓、掲示物等)、
  • 生徒一人ひとりに対してのコメントの文量を減らしてみるとか

本気出せば仕事量をコントロール出来るはずです。

まとめ

  1. 机の整理整頓をして作業効率アップ!
  2. 書類整理をして瞬時に目的の書類にアクセス!
    (社会人が書類を探す時間は1年間で80時間にも及ぶとされています。)
  3. 仕事を整理して本当にすべき仕事にフォーカス!

とりあえず以上のことを今日から実践してみてください。

特に机の整理。

大切なことは継続することです。

そんな時間がない。

と言わずに是非とも時間を割いてみて下さい。

使った時間はすぐ取り戻せるハズです。

想像以上に長くなったのでまた別の記事に続きを書こうと思います。

今日はこの辺で。

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