どうも、農トラ育です。
2021年1月現在、今年度は、コロナウィルスの影響で学校現場は様々な対応を迫られました。
例えば本校では、フェイスガードに飛散防止フィルム、昼食時の巡回、机の距離を保つなど。。本当に色々な対策を考え、実行していました。(現在はマスク着用、換気の徹底)
私自身は、マスクすら慣れていない中、フェイスガードまでつけて授業をすることが辛くて辛くて。
6時間詰まっている日は、頭が痛くなります。
しかし、コロナの影響で学校現場にも良い影響が出ている面もあります。
今日は、コロナ対策で変わった学校現場について書きたいと思います。
Contents
コロナで超加速したICT環境
コロナの影響により、休校が続いた関係で、自宅にいる生徒との連絡手段確保と、課題等の配布や提出にG-SuiteやOffice365の活用が挙げられ、それまでは全く興味がなさそうな人まで「ICT活用」を行う必要が出てきました。
しかし、ほとんどの教員がそのようなシステムを使用したことがなく現場は大慌てですし、混乱状態。
本校は生徒の携帯電話は持ち込み不可なのでさらにややこしいことになっています。
そんな中で本校はOffice365の導入を決定し、運用していくことになりました。
Office365では、Teamsを使用して生徒との連絡や課題提出等を行う他、Formsを使用したアンケート作成と自動集計、Swayを使用した美しいプレゼンテーションや学級通信などなどが挙げられます。
また、PowerAutomateやPower Appsを使って様々な仕事を自動化することもできます。(ローコード、ノーコードとはいえ勉強は多少必要ですが・・・)
OneNoteによってノート提出チェック地獄から開放
ノート提出させてますか?
考査の点数だけで成績はつけられませんのでノート提出を成績に入れている方も多いのではないでしょうか。私は現在、OneNoteを活用してノート提出をさせています。
これによって、かさばるノートの管理をしなくてすみますし、学期ごとのノートを提出してもらうのでノートを開いて該当ページを探す時間も節約できます。
ノート提出をデジタル化していない方は是非試してみてはいかがでしょうか。
コロナ渦を機に行事削減
今年度はコロナ渦の影響で行事がとんでもなく削減されました。
体育館に全校生徒を集めることが規制されるためです。身だしなみ指導や対面式、部活動紹介、各課の講話などは縮小、もしくは中止になり、業務がスリム化しました。
最近では、表彰伝達も放送になり、プロジェクト発表の県大会もオンラインでの開催になったりとオンライン化や簡略化がどんどん進んで行きました。
県内の出張と言っても往復4時間位かかることがザラだったのでそれがなくなるだけでもかなり楽になりました。
さらに、その出張が本当に集まる必要があるのかどうかも懐疑的でしたし、これを機にどんどん削減してもらえると嬉しいかぎりです。
教員の仕事に蔓延る前年度踏襲を壊す時
教員の仕事には前年度踏襲。
昔ながらのやり方
伝統
などなどが蔓延っていると思います。
今年度はコロナの関係でありませんでしたが家庭訪問もその一つだと思います。
今年度はコロナウィルスの影響でICT活用は加速化し、今まで当たり前のようにやっていたことを見直す良いチャンスだと思います。
もう一度、何の為にやるのか。費用や時間対効果はあるのか。
熟考してみてはいかがでしょうか。
文科相も「教員を再び憧れの職業に」っと表明しています。
教員の仕事の無駄を省き、教員の仕事を再デザインしていくべく、これからも邁進していきたいと思います。