教育

夏休みにできる準備

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夏休み最後の週の過ごし方

本校は新学期が9月3日なので今週が夏休み最後の週になります。

毎年思うのですが、夏休み前は「よーし、沢山授業準備するぞ!」と意気込むのですが。

実際に夏休みに入ると中々できないのが現状です。

私は追い込まれないとできないタイプなのかも知れません。

9月に入ってからはアクティブラーニングの研究授業もあるのですが、あまり準備ができてません。

しかし、まずやるべきはクラス運営についてかな、と考えています。

 

2年生の2学期、もう進路について考える時間は残す所1年しかありません。

そこで、新学期始まってからどのようなSHRやHRを行って生徒を進路について鼓舞していくかが重要であると考えています。

 

ホームルーム活動のネタ作り

ホームルーム活動の時間は積極的にグループ活動をするようにしています。

とにかくコミュニケーション能力が低いので朝のSHR(15分)も活用して様々な題について話し合いをさせたりしています。

例えば、

  • 学校に携帯を持ってきても良いか、悪いか(本校はダメです。)
  • 仕事は「やりがい」か「給料」か
  • 遺伝子組み換えについて賛成か反対か(農業高校なので)
  • 南極の人に冷蔵庫を販売するためにはどうすれば良いか
  • 男(女)は顔か性格か(これは生徒が変なことを言い出してちょっと大変でした。)
  • ネガポ(ネガティブな言葉をポジティブに変えよう)
    例えば:ガサツ→ワイルド、騒がしい→場を盛り上げてくれる、物静か→考え深い、すぐ怒る→素直 等

このような事柄についての話し合いをさせてます。

少しずつではありますがコミュニケーション能力の向上に寄与しているのではないかなと感じています。

また、クラスメイトとの仲も深まる活動になるように工夫をしています。(グループを月一で変える等)

 

授業準備

私は前の記事でも書きましたが、ほぼ全ての授業でスライド(主にパワポ)を使用しています。

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なので夏休み中にスライド作りを行っています。

スライドは一度作ってしまえば一生使えるもの(多少の修正は必要になってくるかも知れませんが)なのでしっかりと作り込みます。極力綺麗な写真を使い、写真のトリミング等も行いながら作っていきます。

基本的にアニメーションは使用しません。

文字はほとんど使わないようにしていますが、記入する場合はフォントを40以上にするように心掛けています。

 

文字をほとんど使わないようにしているのは板書も重視しているからです。

スライドに頼り過ぎると、生徒が板書すべきこともスライド内に入れ、スライドを生徒が写してしまいます。そうすると次のスライドに移る時にその情報が黒板上から消えてしまうことになってしまいます。

授業の最後の振り返りを使用と思っても黒板上に最後のスライドの文章しか残っていなければ振り返ることもできません。

よく言われているように1授業で1枚の黒板を一杯にして(一度も黒板を消さない)授業を行うことが板書量としても、振り返ることを考えても一番良いと思います。

最初は難しかったのですが、慣れると黒板一枚でも十分に授業ができることが分かりますし、生徒に説明する時間や間の取り方の勉強にもなります。

 

スライド作りと平行して板書ノートも作り込んでいきたいです。

まとめ

  1. ホームルームのネタはコミュニケーション能力を高められるようにグループワークにする。
  2. スライドは将来の財産になるので時間を惜しまず作りこむ
  3. スライドばかりに頼ってはいけない。
    基本は板書、あくまでスライドは補佐的役割

 

今週一週間が勝負だと思うのでしっかりと新学期の準備を行っていきたいです。

残暑が厳しいですが頑張りましょう。

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