教育

ブラックだと言われても、教員は素晴らしい職業だと思う。

どうも農トラ育です。

教員の仕事がブラックだと言われ、実際に仕事量も多いし、クレーム処理等もあって

大変は大変ですが、それはどの業種でも同じことだと思います。

しかし、実際に教員になりたい!っと思う人材が減り、教員採用試験の倍率が低下しています。

昔は聖職とも言われていたようですが、なぜこんなに変わってしまったのか・・・

 

それは教員である私たちが負の面を沢山アウトプットし、多くの人の目に触れていることも原因の一つだと思います。

なので今回は現役の高校教員である私が教員の魅力についてお話をしたいと思います。

Contents

社会の未来をつくる仕事

世界も自分も変える仕事

文科省が出している「教員をめざそう」というリーフレットにも書かれていることですが、

今日の教育が、個人の明日をつくり、社会の未来をつくります。

これって素晴らしいフレーズだと思いませんか?

私が青年海外協力隊に参加するキッカケとなった言葉世界も自分も変える仕事

通じるものがあると思います。

教員という仕事は世界を変える力を持っているのです。

自分が今まで経験してきたことを生徒に還元。

そして、生徒が社会に還元する

もちろん、多くの企業が社会に対して影響を与えていると思いますが、その企業で働く人も

生徒だったはずです。

「三つ子の魂百まで」と言われているように、小・中・高で築いてきた人間性や能力が社会に出てからも重要な資質になってきます。

特に高校教員の場合は進学か、就職かを決める大切な時期です。

人生が100年時代と言われています。

人生を100年だと考えると、高校時代は下の図のようになります。

人生100年時代の高校時代

こう見ると赤で示した仕事がとても長いことが分かりますね。

定年もさらに伸びそうなので赤い帯はもっと伸びるかも知れません。

人生の大半は仕事をすることになるので嫌な仕事をするのではなく、自分が望む仕事がしたいですよね?

その仕事を決める最大のターニングポイントは高校だと思います。

つまり、進学するにしても就職するにしても高校での選択が人生を左右するのです。

この人生のターニングポイントである生徒に関われるって凄い仕事だと思いませんか?

言葉の力は強力

教員になると言動には本当に気をつけなくてはなりません。

思いも寄らない所で生徒に響き、生徒に影響を与えることになるからです。

もちろん良い影響であれば素晴らしいことなのですが、悪い影響を与えてしまうこともあります。

皆さんも思い出に残っている先生の「一言」とか、人生を変えた「言葉」とかありませんか?

そのような「言葉」を生徒に対して与えるチャンスが毎日ある訳です。

気合い入れて仕事をしなくてはいけませんが、言葉の力を存分に感じることができます。

自分が今まで経験したことを活かせる仕事

自分が経験したことを生徒に語ることができると生徒の心に響きます。

今はインターネット等で簡単に情報を収集することはできますが、経験者から語られる生の声とは違いますし、誰が書いたのかわからない記事よりも信憑性があるため、生徒の心に残りやすいのです。

例えば、私がよく話をするのはアルバイトのこと。

私は学生時代に居酒屋と定食屋とバーを3つ掛け持ちしていた話をすると食い付きが良いです。

それぞれのバイトでのエピソードを語ったり、将来飲食関係の仕事に就きたい生徒に対してはアドバイスもできます。

また、今まで築いてきた友人関係を最大限に活用すれば、生徒がなりたい!職種と繋げることも簡単です。

今はインターネットのお陰でテレビ通話も簡単にできます。

生徒が実際に進路を決定する際に現場の生の声を聞くことができる。

その繋ぎができる。

それも今までの経験があるからですよね?

また、私はアメリカに1年間農業の研修をしたり、青年海外協力隊に参加したり、NPO法人で働いてみたりと教員になるまでに色々と経験させてもらいました。

そこで得た知識や経験は現在仕事をする上で役に立っていますし、生徒に話すネタとしても使いやすいです。

教員は経験を最大限に活かせる職業だと思うので、教員を目指している人は学生の内にたくさん経験をするか、すぐに教員になるのではなく、色々な経験を積んでから教員になる方が「面白い教員」になれるはずです。

自己を高められる仕事

教員は確かに多忙です。

世間ではブラックな教員の仕事とも言われます。

しかし、学校には夏休みをはじめとする長期休業があります。

この期間は通常の授業もないため、少しは仕事量が少なくなります。

そこで、自己研鑽を十分に行うことができます。

教材研究するもよし、PCスキルを身につけるもよし、プログラミングを学ぶのもよしです。

私は2月、3月の3年生が卒業後の期間が一年間で一番時間にゆとりがあるのでそこでプログラミングを学習しました。

もちろん教材研究としてです。(決して副業とかではないですよ)

そこでプログラミングを学習したことで今年度から授業でHTMLとCSSについて教えることができています。

社会が変化すると教員に求められる能力も変わってくるのでそれに対応する必要がありますが、その度に自身の能力が向上します。

何歳になっても成長し続けることができる。

生徒とともに成長することができるのは本当に素敵です。

まとめ

教員の仕事に対して良いイメージがない人がいるかも知れません。

しかし、実際にやってみると本当に魅力的な仕事です。

  • 社会の未来を作れる
  • 自分が経験してきた全てが活かせる
  • 自己を高められる

人生は1度きり

私は教員になって本当に良かったと思っています。

毎日がハッピーですよ。

 

勉強中
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教員になりたい!っと思ったらネットの情報だけに惑わされず様々な現場の声に耳を傾けてください。

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