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手軽に出来るラン練
トライアスロンの練習の中で一番手っ取り早く取り組めるのが「ラン」ではないでしょうか?
バイクを練習するのは自転車を出して、空気圧をチェックして、必要であれば注油して、自転車の練習に適した場所(車通りが少なくて2輪車専用レーンのようなものがあるところ)に移動しなくてはなりません。
スイムに関してはプールに行くか、海に行くかになりますが、余程近くない限り行くのに時間が掛かりますし、着替える必要があります。さらにプールの場合は使用料も掛かったりします。
しかし、「ラン」であれば家から外に出たらすぐに練習が始められます。お気に入りのランニングシューズを履いて、外に出たら練習が開始できます。
お気に入りの音楽を聴きながら出来るのもいいですよね。
最近はスイムでも防水のイヤフォンを使用して音楽が聴けるようですが・・・
シンスプリント
そんなランで良く陥る障害がシンスプリントではないかと思います。私も最初の頃はシンスプリントに悩まされ、骨折(疲労骨折)してるんじゃないかと思う位痛くて痛くて、練習が全くできなくなる事もありました。
※放っておくと本当に疲労骨折することもあるそうです。
シンスプリントになるとスネの内側に激しい痛みを感じます。私がシンスプリントに初めてなった時は状況がよく分からず、無視してランニングをしていたこともあり、かなりひどい状態になったのを覚えています。
軽くスネの部位を触れたり、叩いたりすると骨に響くような痛みステージによっても違いますが、軽くジョグをするだけでも痛みを感じることもあります。
シンスプリントの原因は硬いコンクリートの上で練習ばかりしたり(これはしょうがない気がするのですが・・・毎回競技場とか行けませんし。)
準備運動を怠ったり、運動後のケアを怠ったりすることで起きるとされています。
ランニングシューズ
あと重要なのはランニングシューズです。
今のランニングシューズは様々な機能を備えています。クッション性(ゲルなど)に優れていたり、シューズの「ねじれ」を抑えて安定させたり、とても考えられて作られています。
しかし、昔の私は正直、靴なんてどれも一緒だ!と思っていて、ホームセンターで売っていた易い靴で走っていました。
それなりには走れましたが、クッション性も安定性も今履いているランニングシューズには劣るため、1年も経たない内にシンスプリントになってしまいました。
これからランニングを始めたいと思っている方はちゃんとしたランニングシューズを購入することをオススメします。
本当にびっくりする位違います。
初心者用〜上級者用まであるので店員さんによく相談して購入すると失敗はないと思います。私はアシックスのGT-2000を愛用しています。
この靴を履くと足全体が守られている感じがします。
GT-2000に靴を変えてからはフォームも改善されたのかシンスプリントには一度もなっていません。
足のケア
シンスプリントの予防の一つに足の裏のマッサージがあります。
なぜスネの障害なのに足の裏?
と思う方もいるかも知れませんが、足の裏の筋肉がスネの筋膜を引っ張る事により炎症が起きるので足の裏(土踏まず)をしっかりとマッサージすると良いです。
竹踏みやゴルフボールなどを踏んだり、転がしたりする事も効果的です。
予防なので、シンスプリントの予兆がなくても定期的にやることをオススメします。基本的には毎日、もしくは運動前と運動後に行うと良いです。
また、ヒラメ筋を伸ばすストレッチも重要です。
シンスプリントになってからは走る前に必ずこのストレッチを行っています。
是非チェックして見てください。
データの活用
私は、ランニングをする時はGarmin935でデータを取っています。
以前の記事でもお伝えしたようにGarmin935はランニングポッドを搭載しており、ランニングダイナミクスを計測する事もできるので、左右の設置バランスを確認してフォーム改善に役立てるだけでなく、左右のバランスを調整することによって怪我をしにくいように心掛けています。
左右の設置バランスだけでなく、上下運動比も分かるので、それらも参考にしてフォームを改善していきます。
上下運動比が低ければ低いほど運動エネルギーを「縦」ではなく、「横(前)」に使えているはずです。さらに上下運動比が高ければ足に掛かる負担も大きくなるので積極的に小さくすることを心掛けています。
(なかなか難しいのですが・・・)
私は個人でトレーニングを行なっているため、教えてくれるコーチがいませんが、これらのデータを元に自己流で改善しています。
当然、本を読んだり、インターネットで走り方等を調べたりもしますが、やはり実践が一番早いと思います。
そろそろ気温も下がってくると思うので楽しみながら走りませんか?
一人で走るのも良いのですが、もしも可能であれば気の合う仲間と走ればモチベーションUPになる事間違いありません。
実際に一緒に走れなくてもアプリなどで繋がる事もできるのでぜひ試してみて下さい。
まとめ
- ランの練習はすぐに取り組める(好きな音楽を聴きながら)
- シンスプリントは予防出来る。必ずストレッチを行ってから走りましょう。
もしも可能であればアスファルト以外の場所で走ることも有効です。 - ちゃんとしたランニングシューズを購入しましょう。
怪我の予防とランニングフォームの改善に役立ちます。 - データを活用して自分で自分のフォーム分析をしましょう。
思い立ったらすぐ行動です。やらない理由を探すのではなく、とりあえずやってみませんか?