本当に久しぶりの更新になりました。
どうも、農トラ育です。
言い訳ですが、二学期が始まってからというものの、修学旅行や文化祭等に追われ、ブログの更新が全くできていませんでした。
同業者でも毎日欠かさずに更新している方が多くいらっしゃる中、自分の能力の低さに自己嫌悪する日々です。
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「ブラック」と呼ばれる教員の仕事
なぜこんなに忙しいのか・・・
よく、教員は「ブラック」と言われています。
しかし、私はそうは思いません。
教員はやれることに際限がないため、
やろうと思えばいくらでも仕事ができてしまうのが原因
だと思いますが、
最低限で良ければ17:00には帰れると思います。
しかし、せっかく教師になったのであれば一生懸命やるべきだと思いますし、本気で取り組むことが生徒に還元される。生徒が少しでも興味を持ち、成長してくれることを目標にやっている訳です。
その「想い」こそが教員が「ブラック」と呼ばれている理由だと思います。今は「働き方改革」と叫ばれていますが、教員はなかなか難しい気がします。
(個人の意見です。)
働き方改革よりも「楽しみ方改革」。
自分自身が仕事を楽しめるようになればそこまで「苦」にはならないと思いますし、楽しみを仕事の中に見出していけば「楽」になると思います。
私は書類作成をしている時は「文書能力を磨く」トレーニングだと思ってやりますし、保護者対応の場合は「コミュニケーション能力を磨く」トレーニングだと思って臨むと楽しいです。
書店に行くと「文書」や「コミュニケーション」に関する本が多く並んでいますがやはり実践に勝るものはないと思います。
書類作成や保護者の対応を億劫に感じ、それを仕事としか捉えられないのであればそれは非常に勿体無いことだと思います。
仕事と捉えている時点で自分自身が成長できる幅を縮めてしまっているのです。
有名な話でエジソンは電球を発明する際に何度も失敗しましたが、それをただ単に失敗として捉えるのではなく、「うまくいかない方法を1万通り発見したのだ。」と超ポジティブな発言をしています。
捉え方で全然違いますよね。
私の一日
私は朝のハウス管理(灌水等)、朝指導、書類整理や授業準備等の関係で朝7:00前には学校には到着するようにしています。
朝仕事をする理由の一つに生徒や先生方が少なく作業に集中できるという理由もあります。
私は農業教員なのでまずは圃場をチェックし、作物の生育具合を見たり、授業で使用できそうな写真を撮影します。
今はインターネット等を利用すれば簡単に高画質な写真も手に入ります。
しかし、自分の求めるアングルや部位が写っていなかったり、目的の写真を見つけても画質が荒かったりと案外ベストな写真を見つけることは難しいのです。
今はスマートフォンのカメラ機能もとても進化していますのでとても良い写真を撮ることができます。
朝撮影した写真を元にスライドを作成し、生徒が行う作業を説明することで現場でのミスを少しでも減らせると思います。
もちろん現場でも全体への説明を行いますが、圃場で40人に対して行うので細かいところまで指示するのは困難なので細かな作業を事前に説明しておくことが重要だと考えています。
朝の圃場管理が終わったら、その日やるべきことを確認し、書類整理や授業準備を行なってから朝の職員朝礼に向かいます。
そこで一日の流れを把握してからSHR(ショートホームルーム)へ。
SHRでクラスの生徒の状況把握と笑いを取ったあと、授業に向かいます。
時には1時限〜7時限まで詰まっている日があり、全ての授業を終えて職員室に帰る時には既に17時を回っていることが多いです。
この時点で定時に帰るなんて無理ですよね。
そこから書類整理、書類作成、文書回覧、教材研究を行なっていると簡単に20時位になります。
私は家庭には仕事をあまり持ち込みたくないので家では仕事はしません。
しかし、帰宅時間が遅いのは確かなのでもっと仕事の効率を上げられないかと模索中です。
何かいい手段ありませんか?
教材研究の時間が最も多く、最も削れる時間
正直、教材研究を行わなくても授業を成立させることができますが、
- 「より分かりやすく」
- 「より面白い」
- 「興味の湧く」
- 「知的好奇心をくすぐる」
そんな授業を展開しようと思ったら常に教材研究は必要になってきます。
特に農業を取り巻く環境や状況は凄いスピードで変化していますのでその変化に対応すべく日々勉強です。
そのような勉強を通して自分自身も日々成長できるので、生徒と共に成長している感じがします。
もう一度言います。
教員はやろうと思えば自分で仕事量を決められます。
なので「ブラック」だとは思いません。
これからも楽しく、常に自分を成長させてくれるこの環境に感謝しながら仕事をしていきたいと思います。